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『白夜行』小説を読み終えて

白夜行 (集英社文庫)
今回は、前回に引き続き、著者『東野圭吾』さんの『白夜行』(びゃくやこう)を読みました。

こちらは結構前の作品で、2002年5月に集英社より発売されてます。総ページ数は、前回の「さまよう刃」を上回る、854ページ。大長編です。

著者『東野圭吾』さんの小説を読むのは3作品目。
前回の「さまよう刃」が重すぎる内容で、少し小説を読むのをやめてしまったほどだったのですが、東野圭吾さんの作風に惹かれつつある自分がいます。

あらすじは、(文庫本裏表紙から引用)

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂—暗い目をした少年と、並はずれて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして19年・・・・・
息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長編!

始まりの舞台は、35年も前の大阪。
読み始めた時、この時代の物語だとついていけないかも・・・と思いましたが、
話のテンポがよかったし、あらすじにもあるように、事件が起きたのが1973年というだけなので読み進めるうちにどんどんわかってきました。

高度成長期からバブル時代に作り出された、湾曲した大人の思考、時代が黒幕とでもいうのでしょうか。
主人公である、「西本雪穂」「桐原亮司」とより少し年下のパパですが、激動する世の中が生んだ申し子のような感じがします。

物語ですが、被害者の息子・「桐原亮司」と、容疑者の娘・「西本雪穂」の二人を取り巻く環境で起きる不可解な事件事故を描いていきます。二人に接点は見当たらず、関連しているのかもわからない。
しかし、なぜか、すべてにおいて「西本雪穂」のいいように人生が進んでいきます。

最後の最後でも、結局真相は、刑事の想像の域を達しないまま、終焉を迎えました。
その後、「西本雪穂」がどうなったのか、など想像するしかありません。

多くの人が、絶賛するこの小説ですが、
確かに面白く、引き付けられました。

白夜行は、2006年の1月にドラマ化もされ、連ドラとしてTBSにて放送されていたようです。
TBS 白夜行
桐原亮司 : 桐原亮司
西本雪穂 : 綾瀬はるか

もうやっていないので、見ることはできないですが、ママは見ていたようです。

東野圭吾恐るべし・・・・・

でも、パパ的には「氷の華」の方がすきだなぁ

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